【ご質問】
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まつ毛がバサバサなお人形みたいな女の子にあこがれている高校生です。
つけまつ毛をつけてみようかなあ、と思って百均で買ってきたはいいけれども、つけまつ毛には台紙に張り付けていた糊?みたいなのがうっすらついているだけで、肌には付きません。
それに、つけまつ毛はまつ毛の下につけるものなのでしょうか?まつ毛の下だとすると、生え際の下には粘膜しかなくて、そこにつけたら痛いと思います。
上につけるのかしら?…とっても初心者な質問ですが、よろしくお願いします。
【回答】
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まつ毛の長い女の子は可愛いですよね。目もすっごく大きく見えますし。
ギャルの女の子たちは、つけまつ毛を何枚も重ねているとか…さすがにそれは、まぶたが「重いよ~><」と悲鳴を上げますので、やめてほしいな、と思ったりもします…。
質問者様は初めてつけまつ毛をつけるんですよね。
近頃では百均でも売っているつけまつ毛、でも買ったはいいけどどうしたらいいかわからない…というところが今なんですよね。
まずは、つけまつ毛をどうやって顔に張り付けるのか?
実は、つけまつ毛以外にももう一つ買う必要があるものがあったのです。それは、つけまつ毛用の糊。
ドラッグストアなどで売っているつけまつ毛のセットには糊もついていたりするのですが、百均の商品の多くは糊は別売りです。
お肌が弱い方は、百均の糊ではなく、ドラッグストアの糊を使った方が無難かもしれません。
糊には、透明のものと、黒など色がついているものがあります。
黒いものを糊として使うと、アイライナーを使ったようにまつ毛の際が黒くなるので便利なのですが、上手くいかないと目の周りに黒い糊が点々とついてしまうことにもなりかねないので、初心者は透明なものをゲットしてくるのがお勧めです。
もしもこれから買いに行くならば、ついでにつけまつ毛用のピンセットもあると便利です。
あと、ビューラーはお持ちでしたらいいのですが、無ければあったほうが使いやすいです(百均のビューラーは使ったことがないのでお勧めしづらいですが…)
さて、そこまでそろったら、つけまつ毛のつけ方です。
まず、ご質問の中にあった「つけまつ毛はどこにつけるの?」ということですが、ズバリ「まつ毛の上の皮膚」の上につけます。
涙やその他の分泌物で水っぽい粘膜には糊では付かないとは思うのですが(その前に多分痛くて悲鳴を上げます)、必ず上につけてください。
使い方はこんな感じです。
1)まず、つけまつ毛を目に当ててみて、目の上のラインの長さよりも長い部分をあらかじめカットしておきます。
2)アイメイクは先にやってしまいます。つけまつ毛の糊や、つけまつ毛自体が邪魔になったり気になったりして、跡からお化粧って難しいと思います。
3)まつ毛をビューラーで上げます。この時、まつ毛の根元の粘膜を挟まないように注意!挟んではちょっと上に向けてキープし、また挟んではキープし、と細かくスライドさせるようにカールを作っていきます(いきなりガツンとカールをつけようとすると、まつ毛が直角になっちゃったりするので注意です!)。この辺りはひょっとしたらもうやっていらっしゃるかもしれませんね。
4)まつ毛にマスカラを塗り、定着するまで乾かします。
5)つけまつ毛をピンセットでとり、一番下のラインに糊を塗ってちょっと乾かし、目の上の際に沿って貼りつけていきます。
最初は難しいと思いますので、お出かけする前ではなく、ゆっくりしていられるときに練習をしておくといいかもしれません。
6)自分のまつ毛とつけまつ毛を指で挟んでなじませます。
マスカラには乾いても若干のペタペタ感があると思います。それを利用して、つけまつ毛と密着させると、不自然な感じはなくなります。
…でも、つけまつ毛自体が「あの子リップグロスつけてる」と同じレベルで、「あ、あの子つけまつ毛だ」と思われても全然おかしくないアイテムなので、すごく気を使って超自然に仕上げることはないと思いますし、だいたいつけまつ毛のカールの角度と自まつ毛のカールの角度は違うことが当たり前です。
ぶっちゃけ自まつ毛とつけまつ毛が割れていて、まつ毛が二重になっている人もよくいますが、あんまりひどいようでなければ気にしなくてもいいかと思います(個人的には…)。
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ちなみに、つけまつ毛にもいろいろな種類があります。
上の目のライン全体につけるタイプのほかに、目尻用、黒目の上用、下まつ毛用など…ドラッグストアに行くと、目が回るほどたくさんの種類があります。
全体につけまつ毛をしなくても、目の縦の大きさを大きく見せてドーリーな感じにしようと思ったら黒目の上だけにつけてみるとか、切れ長に見せたいときは目尻が長く見えるものをつけてみたりとか、つけ方によってイメージがいろいろと変わります。
多分、オシャレをするときに、ご自身のなりたいイメージでお洋服を選び、お化粧をしているかと思います。
それに合わせてつけまつ毛をつけてみるのも楽しいものですよ♪
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ところで、つけまつ毛は、一年間毎日つけていると、90キロのお相撲さんが持ち上がっちゃうくらいにまぶたに負担をかけているそうです。
まぶたや目の周りにいろいろとつけたり、まぶたを引っ張ったりなどを繰り返していると、まぶたがたるんで下がってきちゃうこともあります。
よく、おばあさんに垂れ目でまぶたが下がっているのを見ることがあるかと思います。加齢でまぶたが垂れるのはまぶたを含むお肌全体のハリが無くなってしまったからなのですが、近頃は過剰なアイメイクのせいで若い人にもまぶたが垂れている人が増えているとか。
まぶたが垂れているとおばあさんみたいで嫌ですよね。
それに、垂れすぎると前が見えづらくなって、ここまでくると病気として扱われます。
つけまつ毛もなるべく、ここぞというときに使うようにして、まぶたの負担を軽くしてあげるのは大事なことです。
まだ高校生だと「お肌が衰える」という感じが分からないかと思いますが、10年後、20年後の年齢の人は多くの人が「お肌のハリがなくなってきた…」「なんだかしわっぽくなってきた…」などと悩んでいたりします。
まぶたのお肌を含めて、お肌に負担をなるべくかけないように、お休みをさせたり、パックなど(若い人用に安いのも売ってますよね)でお肌に力をあげるのも大事なことかと思います。
ご質問とは関係ない話かもしれませんが、できれば心の片隅に置いておいてくださいね。
そうじゃないと、10年後のご質問者様に怒られちゃう。