【ご質問】
私は30代半ば、お化粧歴もだいぶ経つのに、なんかこう、ピンと来ないんです。
化粧映えがしないというか、お化粧しても顔があまり変わらないというか…下手すると老けて見えることさえあります。
シミ・ソバカスも多いのに、全然カバーできません。
今やっているお化粧は、下地→ファンデーション(黄色とか緑とかのもの)→眉毛&アイライナー・マスカラ、そして口紅とチークです。
化粧品のブランドも決めていなくて、そこにあるものを適当に買ってくる始末…。
特にシミ・ソバカスのカバーをしたいのですが、どうしたらきれいにメイクできるでしょうか?
【回答】
今のお化粧の手順、決して間違っていないと思います。だいたいの方がそんな風になさっていると思います。ほかにするとしたら、気になるところにコンシーラーを使うとか、あとは仕上げのパウダーくらいかしら。
でも多分、それだけだと「今までとあんまり変わらない…」が続いてしまうと思います。
素人にはわかりづらいお化粧のノウハウ
お化粧には流行り廃りもあって、若いころに細眉主流だったのに今は細眉って老け顔に見えるの!?とか、ときどきによってポイントがあります。
ファンデーションの色も、ちょっと前まで「肌色より一段階明るい色」『首の色が基準」なんて言われていましたが、今は「フェイスラインに合わせて違和感のない色」なんて言ったりもします。
素人だと本当にわからない!
なんで同年代の人はみんなあんなにきれいなの!?
だったら専門家に教えていただきませんか?
デパートには基礎から流行まで知り尽くしている美容部員さんがいらっしゃるじゃないですか!
お化粧のプロに教えてもらいましょう☆
「でも、美容部員さんにお願いすると、なんかいろいろ買わされちゃいそう…」など、気おくれがあると思います。
そこで、ちょっとセコイ話ですが、デパートに行ったらまずアイブロウペンシルのコーナーに行きます。
適当に買っているということみたいなので、いつもは多分ドラッグストアなどで購入していると思います。それに比べるとブランド化粧品はやっぱりお高めです。
それでもそのアイブロウペンシルを「買ってもいいかな?」というお値段のところを探します(笑)。
なんか買わなくちゃいけない雰囲気になってきたら「とりあえず眉の書き方から練習しますのでそれください。ほかのものはサンプルをください」って言えば罪悪感?が薄れるかと思います。
もちろん全てサンプルだけもらっても構いません。言えばいろんなサンプルをくれます。そのサンプルで、美容部員さんに言われたように練習してみるのです。
美容部員さんはサービス業ですし、日々勉強していらっしゃいます。
買ってもらうことも重要ですが、お客さんが笑顔で「ありがとう」と言ってくださることってとてもうれしいです。
どのサービス業の方も、自分が勉強してきたことを聞かれて「ありがとう」をもらえて、ひょっとしたら買ってもらえるかもしれない種を蒔けたのはとてもはうれしいものです。
ぜひ「お化粧全体の仕方が分からなくなってしまったので、フルメイク教えてください」と申し出てみましょう。
あ、ブランドを選ぶときのポイントとしては、お値段もそうですが、美容部員さんのお顔を拝見してみることです。
例えば今のあなたが、ギャルメイクを専門にしているブランドのところに行っても困りますよね。
美容部員さんで「あ、あの人のメイクみたいになりたい」と思うブランドでその人に教えてもらうのが正道です!(笑)
もし素敵な美容部員さんだったら、お名前を覚えておいて、その方からほかのアイテムも購入すると、相手も「あのお客様はアレで悩んでいた方だな」と覚えていてくれます。
こんな提案はいかがでしょうか?
なお、少しお金をかけてもいいなら、メイクアップアーティストの方がメイク教室を開いていたりもします。
検索をかけるとすぐに出てきます。
じっくり教えてもらいたいなら、こういう手もあります。