逆さまつ毛の手術ってどんな感じですか?

〇逆さまつ毛とは

・まつ毛のカールが反対向きになってしまう「目の病気」

逆さまつ毛とは、本来外向きにカールして生えて目にゴミが入ったりしないようにする役割を果たすまつ毛が、なぜか内向きにカールしてしまうもので、眼球を傷つける立派な病気です。
病気ですので、お医者さんによって保険で治療することができます。

どうやって治すかというと、美容整形の二重形成術と同じようにまぶたを引き上げてまつ毛を外側に出すようにします。
今まで一重まぶただったとのことで、この手術を行うとまぶたが二重になり、顔立ちが変わります。

今現在大学に入る直前だということなので、厚ぼったい一重のまぶたと一緒に直してしまいたいのならば今がいいかもしれません。

・アイプチかぶれちゃいますしね…

一重を二重にするのはおまけ的要素だとは思いますが(もちろん期待は大きいと思いますが)、今までやっていたアイプチは糊でかぶれることもあるし、よく見ると分かっちゃうんですよね。若い子ならばお化粧の一環として見られることもありますが、大人になってもアイプチというのはやはりちょっと考えづらいかもしれません。

〇手術をするとどうなる?

・手術直後

手術自体は30分程度で終わります。
余程脂肪が厚いなどの事情がない限り、だいたい埋没法という、まぶたの裏に糸を2~3か所止める方法で二重まぶたを作り、まつ毛を外側に出します。
下まぶただと切開して外側に出すので、上まぶたよりもちょっとだけ大変かな?と思いますが、これも日帰りでできます。

ただ、医療行為なので「幅広の二重にしてほしい」「自然にしてほしい」などの審美的な部分については聞いてくれないかもしれません。お医者さんとしては逆さまつ毛が治ればいいので、その人が美しくなるかどうかはあまり関係ないのです。
気になるようならば美容外科で相談に乗ってもらうともちろん美しくしてもらえると思いますが、金額等についてはそのお医者さんと相談してください。

・手術の経過

手術後は、薄い皮膚を手術しているので、当然腫れあがります。
手術後の帰宅時は、サングラスなどを持っていくといいかもしれません。
腫れがいつまで続くかは体質によりますが、半月から1か月は明らかに「あれ、腫れてる?」と思われてしまうかもしれません。
それはもう覚悟のうえで、眼鏡と前髪でごまかしてしまいましょう!
その他、怪我や手術をした跡は紫外線に弱いので、お医者さんが紫外線に当たらないように注意をしてくださると思います。塗り薬もあるようです。

手術跡が完全に無くなるのはもっと先、半年くらい様子を見るべきですね。きっとそのころには、自分のまつ毛が外を向いていることに違和感を感じなくなっていることだと思います。

皮膚の弱いところを手術しているので、ゴシゴシこすったり、お化粧をモリモリしたりして痛めたりすることのないように、治るまで大事にしてあげてください。

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